渡辺明九段が伊奈めぐみさんと離婚を発表

将棋界の著名な棋士、渡辺明九段（40）が2025年2月7日に自身のX（旧ツイッター）を更新し、妻で漫画家の伊奈めぐみさんと昨年離婚していたことを明かしました。この発表は多くのファンに衝撃を与えました。

離婚の詳細

• 離婚の時期: 渡辺九段は、離婚が昨年に行われたことを明らかにしました。
• 理由: 彼は「昨年、離婚しました。(足のケガとは関係ありません)」と述べ、離婚の理由について具体的には触れていませんが、体調不良が影響していた可能性があると示唆しています。

渡辺九段の感謝の言葉

渡辺九段は、元妻に対して多くの迷惑をかけていたことを認め、感謝の意を表しました。彼は「膝手術の前から、まともに動けていないので、妻（元）にはかなり迷惑をかけています。世話だけでなく弱音を言っては話し相手をしてもらって、励まされています」と述べています。さらに、今後も伊奈さんと一緒に暮らし、彼女の漫画活動を応援する意向を示し、「引き続きマンガの応援をするのと、自分もケガからの回復を目指して頑張りたいです」と意気込んでいます。

伊奈めぐみさんの反応

離婚報告の投稿に引用された伊奈めぐみさんのポストには、「本日発売の『別冊少年マガジン』に『将棋の渡辺くん』が掲載されています」とあり、漫画の下書きには「ん？離婚ってこと？」との吹き出しがあったことが伝えられています。

渡辺明九段の経歴

基本情報

• 名前: 渡辺明（わたなべ あきら）
• 生年月日: 1984年4月23日（40歳）
• 出身地: 東京都葛飾区
• 師匠: 所司和晴七段
• 棋士番号: 235
• 段位: 九段
• 所属: 日本将棋連盟（関東）
• 永世称号: 永世竜王・永世棋王（就位は原則引退後）

将棋との出会い

• 渡辺は小学校1年生の頃、アマ五段の父に教えられて将棋を覚え、小学2年生で初段となりました。
• 1994年、小学4年生で第19回小学生将棋名人戦に優勝し、史上初の4年生での優勝を果たしました。

奨励会とプロ入り

• 1994年、10歳で所司和晴門下で奨励会に入会し、6級でスタートしました。
• 2000年3月、中学3年生で第26回三段リーグで13勝5敗の成績を収め、同年4月に15歳で四段昇段（プロ入り）しました。

タイトル獲得

• 2004年、20歳で第17期竜王戦を制し、竜王位を獲得。これは史上3番目の若さでのタイトル獲得でした。
• その後、竜王位を11期保持し、名人位を3期、王座を1期、棋王を10期、王将を5期、棋聖を1期獲得しています。通算で31期のタイトルを獲得しています。

主な戦績

• 渡辺は2005年に第18期竜王戦で初防衛を果たし、21歳7か月で史上最年少九段となりました。
• 2008年には竜王戦で5連覇を達成し、初代永世竜王の資格を取得しました。
• 2013年には王将位と棋王位を獲得し、史上8人目の三冠となりました。

最近の活動

• 渡辺は2025年1月28日に行われた第83期名人戦・A級順位戦で足の痛みのため対局途中で投了し、その後の回復に努めています。

結婚生活と家族

• 結婚: 渡辺九段と伊奈めぐみさんは2004年4月に結婚しました。
• 子供: 同年7月には長男が誕生しています。

昨年、離婚しました。(足のケガとは関係ありません)

「将棋の渡辺くん」を通じて、夫婦で応援して下さった方に申し訳なく思います。

膝手術の前から、まともに動けていないので、妻(元)にはかなり迷惑をかけています。世話だけでなく弱音を言っては話し相手をしてもらって、励まされています。… https://t.co/NDqdgMy2OE

— 渡辺 明 (@watanabe_1984) February 6, 2025