落語家・入船亭扇海さんがすい臓がんのため72歳で死去、音楽活動も積極的に行う

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落語家・入船亭扇海さんが死去 すい臓がんのため72歳

落語家の入船亭扇海(いりふねてい・せんかい、本名・川﨑博之=かわさき・ひろゆき)さんが、2025年2月15日午前0時にすい臓がんのため亡くなったことが、所属する落語協会から16日に発表されました。享年72歳でした。

葬儀の詳細

  • 通夜: 2025年2月23日午後6時
  • 葬儀・告別式: 2025年2月24日午前11時半
  • 場所: 東京都足立区千住4の15の8、溜屋嘉正会館
  • 喪主: 妻、川﨑多賀子さん

入船亭扇海さんの経歴

  • 生年月日: 1952年3月22日
  • 出身地: 東京都足立区
  • 音楽から落語へ: 東京都立江北高等学校を卒業後、ミュージシャンを志し、ベーシストとしてビッグバンドに所属。海外渡航後に落語に触れ、落語家の道に入る。
  • 1976年: 九代目入船亭扇橋に入門。
  • 1978年: 前座となり、前座名「扇たく」を名乗る。
  • 1981年: 二ツ目に昇進し、「扇海」と改名。
  • 1993年9月: 真打に昇進し、同年に古今亭菊寿、柳家喜多八、三遊亭若圓歌、三代目入船亭扇蔵、四代目柳亭市馬、柳家さん生、柳家はん治、全亭武笙、桂ひな太郎と共に真打昇進を果たす。
  • 最後の寄席出演: 2007年12月9日の東京・黒門亭であった。
  • 住居と活動: 父親の生まれた千葉県勝浦市に移住し、自宅周辺を落語とジャズの楽しめるライブハウスに改装。勝浦市で年に数回開催される「勝浦落語会」をプロデュースしていた。

入船亭扇海さんは、58歳の時にステージ4の膵臓がんと診断され、以降も治療を受けながら地元での落語会を続けていました。彼の死は、落語界にとって大きな損失となります。心よりご冥福をお祈りいたします。

音楽活動の詳細

音楽活動の経歴

  • ミュージシャンとしての出発: 入船亭扇海さんは、東京都立江北高等学校を卒業後、ミュージシャンを志し、ベーシストとしてビッグバンドに所属していました。この時期に音楽の基礎を学び、演奏技術を磨いていました。
  • 落語との出会い: 海外渡航後に落語に触れ、落語家の道に進むことになりますが、音楽の経験はその後の活動にも影響を与えました。

バンド活動

  • カッパムシャロックンロールバンド: 入船亭扇海さんは、落語家仲間と共にロックンロールバンド「カッパムシャロックンロールバンド」を結成しました。このバンドは、日テレの「11pm落語家隠し芸大会」をきっかけに結成され、メンバーには立川談之助、林家正楽、古今亭右朝、金原亭世之介などが参加していました。
  • ライブ活動: バンドは各所でライブ活動を行い、扇海さんはその中でジャズソングも披露していました。彼の音楽活動は、落語と並行して行われ、ファンに楽しさを提供していました。

音楽と落語の融合

  • 入船亭扇海さんは、落語の公演の中でも音楽を取り入れ、観客に新しい楽しみを提供していました。彼の音楽活動は、落語の枠を超えた表現の場となり、彼自身の芸風を豊かにする要素となっていました。

ホッソー
ホッソー

入船亭扇海さんは、1976年に入門し、長いキャリアを通じて多くのファンに愛されてきました。彼は音楽から落語の道に進み、数々の昇進を果たし、最後まで落語活動を続けました。彼の死は、落語界にとって大きな損失であり、多くの人々に惜しまれています。

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