宮脇修さん老衰により96歳で死去、世界的フィギュアメーカー「海洋堂」創業者

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高知県出身で、世界的なフィギュアメーカー海洋堂の創業者、宮脇修(みやわき・おさむ)さんが亡くなりました。享年96歳でした。

宮脇修さんの訃報

海洋堂によると、宮脇さんは2025年2月16日に大阪の施設で老衰のため亡くなったとのことです。1928年に生まれた宮脇さんは、1964年に大阪で模型店「海洋堂」をオープンしました。彼の手がけたフィギュアは、特に1999年に発売された動物のフィギュアを入れたチョコレート菓子が大ヒットし、海洋堂の名を広めるきっかけとなりました。

宮脇修さんの経歴

  • 生い立ち: 1928年、高知県幡多郡大方町(現・黒潮町)に生まれる。
  • 若年期: 15歳で南満洲鉄道に入社し、18歳で日本に引き揚げる。
  • 多様な職歴: マグロ漁船の乗組員や土佐の一本釣り漁師、広告会社勤務など、30種以上の職を転々とする。
  • 海洋堂の設立: 1964年、大阪府守口市に模型店「海洋堂」を開業。斬新な発想と高度な造形技術で事業を拡大。
  • 主な業績: 1999年に動物フィギュアを入れたチョコレート菓子が大ヒットし、海洋堂の名が広まる。2005年には文化庁メディア芸術祭功労賞を受賞。
  • フィギュアミュージアムの設立: 2005年に滋賀県長浜市に「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁龍遊館」をオープンし、高知県にも「海洋堂ホビー館四万十」や「海洋堂かっぱ館」をオープン。
  • 晩年: 2023年まで海洋堂の企業活動に参画し、地域の遊び場整備に取り組む構想を掲げる。

海洋堂の歴史

  • 1964年: 宮脇修が大阪府守口市に模型店「海洋堂」を開業。開業当初は1坪半の小さな店舗で、模型の販売を行っていました。
  • 1980年代: ガレージキットの製造を開始し、独自の造形技術を駆使して高品質なフィギュアを提供。1984年には東京・茅場町に直営販売店「海洋堂ギャラリー」を開設します。
  • 1999年: 動物フィギュアを入れたチョコレート菓子「チョコエッグ」が大ヒットし、海洋堂の名が広まりました。
  • 2011年: 高知県四万十町に「海洋堂ホビー館四万十」を開館し、地域の文化振興に寄与します。
  • 2020年: 投資ファンドのMSD企業投資と資本業務提携を締結し、さらなる事業展開を図ります。
  • 2022年: 大阪市中央区に「海洋堂フィギュアミュージアム ミライザ大阪城」を開館。

葬儀とお別れの会

宮脇さんの葬儀は親族のみで執り行われる予定で、後日大阪でお別れの会が開催される予定です。

ホッソー
ホッソー

宮脇修さんは、フィギュア業界において多大な影響を与え、特に日本の文化や趣味の発展に寄与したことが評価されています。彼の創業した海洋堂は、精巧なフィギュア制作を通じて多くの人々に愛され続けています。彼の遺志は、今後も海洋堂を通じて受け継がれていくことでしょう。宮脇修さんのご冥福をお祈りいたします。

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