関ジャニ∞の聖地、脱税・私的利用：赤羽八幡神社との関係

赤羽八幡神社の宮司、2億5000万円の私的流用が発覚

東京国税局の調査で明らかに

東京都北区にある赤羽八幡神社の宮司が、法人収入の一部約2億5000万円を私的に流用していたことが発覚しました。東京国税局の調査によると、この流用は7年間にわたり行われ、流用分は宮司への「給与」として認定されました。

悪質な仮装・隠蔽行為

具体的には、宮司は参拝者から受け取ったお金を法人の口座に入れず、自身の個人口座に直接入金していました。この行為が悪質な仮装・隠蔽と認定され、重加算税の対象となりました。結果として、法人は源泉所得税の徴収漏れを指摘され、重加算税を含む約1億3000万円の追徴課税を受けました。

関ジャニ∞ファンに人気のお守りが背景に

赤羽八幡神社は、関ジャニ∞のファンに人気のお守りを販売しており、その収入が多額であったことも背景にあります。宮司は意図的な税逃れを否定し、修正申告と納税を済ませたと述べています。

赤羽八幡神社が関ジャニ∞ファンにとって特別な理由

赤羽八幡神社が関ジャニ∞（現在はSUPER EIGHT）のファンにとって特別な場所となった理由は、そのお守りにあります。この神社では、8を横にした「∞（無限大）」のマークが描かれたお守りを販売していました。このマークが関ジャニ∞のシンボルと一致していたため、ファンの間で「聖地」として広まりました。

さらに、関ジャニ∞がデビューした2004年から2024年までの20年間は、風水で「下元八運期」と呼ばれる期間であり、この期間中は「8」という数字が特に強いパワーを持つとされています。この偶然の一致が、ファンにとってさらに特別な意味を持つことになりました。

このような背景から、赤羽八幡神社は関ジャニ∞のファンにとって重要な場所となり、多くのファンが訪れるようになりました。

事件の詳細

この事件は、神社の信頼性に大きな影響を与える可能性があります。赤羽八幡神社は、地域の信仰の中心であり、多くの参拝者が訪れる場所です。特に、関ジャニ∞のファンにとっては特別な場所であり、お守りの販売が大きな収入源となっていました。

宮司の行為が発覚したのは、東京国税局の定期的な調査によるものでした。調査の結果、宮司が法人の収入を個人的に流用していたことが明らかになり、その額は約2億5000万円に上りました。この流用は、参拝者からの寄付金やお守りの販売収入などが含まれており、法人の口座に入るべきお金が宮司の個人口座に直接入金されていました。

重加算税の対象に

この行為が悪質な仮装・隠蔽と認定され、重加算税の対象となりました。重加算税は、意図的な税逃れや仮装・隠蔽行為に対して課されるもので、通常の税額に加えてさらに重い税金が課されます。結果として、法人は源泉所得税の徴収漏れを指摘され、重加算税を含む約1億3000万円の追徴課税を受けました。

宮司の弁明

宮司は意図的な税逃れを否定し、修正申告と納税を済ませたと述べています。彼は、参拝者からの寄付金やお守りの販売収入を個人的に管理していた理由について、法人の口座管理が煩雑であったためと説明しています。しかし、この説明がどこまで信憑性があるかは疑問視されています。

地域社会への影響

この事件は、地域社会にも大きな影響を与えています。赤羽八幡神社は、地域の信仰の中心であり、多くの参拝者が訪れる場所です。特に、関ジャニ∞のファンにとっては特別な場所であり、お守りの販売が大きな収入源となっていました。今回の事件により、神社の信頼性が揺らぎ、参拝者や地域住民からの信頼を取り戻すための努力が求められています。