様々なアーティストと共に活躍した鈴木央紹さん死去

鈴木央紹さんの訃報について

サックス奏者の鈴木央紹さんが、昨年12月28日に52歳で亡くなったことが、彼の親族によって公式X（旧ツイッター）で発表されました。親族は、連絡が遅れたことをお詫びし、療養中に多くの心配や励ましを受けたことに感謝の意を示しました。

鈴木央紹さんの経歴

鈴木央紹さんは1972年11月22日、大阪市に生まれました。彼の音楽の道は、サックス奏者である父親の影響を受けて始まりました。以下は彼の主な経歴です。

• 幼少期からの音楽活動: 4歳からピアノと作曲を始め、10歳でサックスを手にしました。
• ジャズの独学: 16歳からジャズを独学で学び、演奏活動を開始しました。
• 受賞歴: 17歳の時に「AXIA MUSIC AUDITION」でAXIA賞 Instrumental部門Grand Prixを受賞しました。
• 学歴: 大阪音楽大学音楽学部器楽学科サックス専攻を卒業し、クラシック音楽を前田昌宏氏に師事しました。在学中からクラシックとジャズの両方で演奏活動を行いました。
• プロ活動: 自身のリーダーバンドの他、「Yuji Ohno&Lupintic Six」など、さまざまなグループにレギュラー参加し、幅広いジャンルで活動しました。
• リーダーアルバム:
  • 2009年: メジャーデビューアルバム「Passage Of Day」を大野雄二プロデュースでリリース。
  • 2014年: 鈴木央紹カルテット「Standards++」をリリース。
  • 2019年: 鈴木央紹トリオ「Favourites」をリリース。
  • 2021年: 鈴木央紹ライブアルバム「Live from Yokohama」をリリース。
• 受賞歴: CDプロデュースや楽曲アレンジで「スタジオ協会録音賞」や「ゴールドディスク賞」を受賞するなど、高い評価を受けていました。
• 活動の幅: セッション、コンサート、CMやTVドラマの劇判など、参加したアルバムは100枚を超え、映像作品にも多数参加しました。

葬儀とお別れの会

葬儀は1月5日に親族のみにて執り行われ、後日「お別れの会」を予定しています。詳細は後日、公式Xでお知らせされる予定です。

親族よりお知らせ
かねてより療養中でございました鈴木央紹は　
12月28日逝去致しました
享年52歳
早速お知らせ申し上げるべき処ではでございましたが御連絡が遅れました事深くお詫び申し上げます
また 療養中にはたくさんの御心配 励ましを頂戴しておりましたこと ここに改めて御礼申し上げます

— HisatsuguSuzuki 鈴木央紹 (@hisatsugusax) January 5, 2025