ブライアン・マティス氏の訃報

オリオールズは7日（日本時間8日）、元オリオールズの投手、ブライアン・マティス氏が37歳で亡くなったことを発表しました。彼の死因は現在のところ明らかにされていません。

ブライアン・マティス氏の経歴

プロ入り前

• 出身地: コロラド州メサ郡グランドジャンクション。
• 生年月日: 1987年2月11日。
• 大学時代: サンディエゴ大学でプレーし、2007年にはアメリカ合衆国代表としてパンアメリカン競技大会に出場し、銀メダルを獲得。

ドラフトと入団

• 2008年: MLBドラフトで1巡目全体4位でボルチモア・オリオールズから指名され、契約を結ぶ。

メジャーデビュー

• 2009年: 8月4日にデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー。オリオールズ傘下のマイナーリーグで素晴らしい成績を残し、オールスター・フューチャーズゲームにも選出される。

キャリアのハイライト

• 2010年: ルーキー・オブ・ザ・イヤー候補として期待されるも、シーズン前半は苦戦。しかし、監督交代後に調子を取り戻し、シーズン終盤には6連勝を記録。
• 2011年: エースとして期待されるも、1勝9敗・防御率10.69という厳しい成績に終わる。
• 2012年: 先発で結果を残せず、途中でマイナー降格。その後、中継ぎとして再昇格。
• 2013年: 中継ぎ左腕として活躍。
• 2014年: オリオールズと240万ドルの1年契約を結び、63試合に登板。ピンチの場面での強さを発揮。
• 2015年: 通算250試合登板を達成し、防御率2.94を記録。

移籍と引退

• 2016年: アトランタ・ブレーブスにトレードされるも、すぐにDFAとなり、シカゴ・カブスと契約。メジャー契約を結ぶも、成績は振るわず、オフにFAとなる。
• 2017年: アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結ぶが、シーズン中に自由契約となる。
• 2019年: メキシカンリーグや独立リーグでプレーした後、現役を引退。

オリオールズの反応

オリオールズは、マティス氏がファンやチームメートに愛され、地域貢献に尽力したことを称え、哀悼の意を表しました。彼の突然の訃報は、多くのファンや関係者に衝撃を与えています。彼の功績は、今後も多くの人々に記憶されることでしょう。