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名指揮者、肺炎のため86歳で汐澤安彦さん死去

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汐澤安彦さんの訃報とその業績

訃報

汐澤安彦さん(しおざわ・やすひこ、本名飯吉靖彦=いいよし・やすひこ)が、2025年1月7日に肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。享年86歳でした。彼は日本の音楽界において重要な役割を果たした指揮者であり、東京音楽大学の名誉教授としても知られています。

経歴

汐澤さんの音楽キャリアは以下のような重要なポイントで構成されています。

  • 学歴と初期のキャリア:
    • 1957年: 新潟県立直江津高等学校を卒業し、ピアノを中井ソノに師事。
    • 1962年: 東京芸術大学音楽学部器楽科を卒業。同時にトロンボーン奏者として読売日本交響楽団に入団。
    • 1964年: 東京芸術大学専攻科を修了。トロンボーンを山本正人、指揮を金子登に師事。この後、桐朋学園大学において指揮法を齋藤秀雄に学びました。
  • 指揮者としての活動:
    • 1967年: 民主音楽協会主催の東京国際音楽コンクール指揮部門で奨励賞を受賞。1970年には再度奨励賞を受賞し、1973年には1位なしの2位入賞を果たしました。
    • 1970年: 読売日本交響楽団を退団し、指揮者としての活動を本格化。
    • 1972年: 東京佼成ウインドオーケストラの常任指揮者に就任。
    • 1975年: ベルリン芸術大学に留学し、カラヤンアカデミーで指揮を学びました。
    • 1976年: 二期会合唱団の常任指揮者に就任。
    • 1983年: 東京吹奏楽団の常任指揮者に就任し、以降も多くのアマチュア吹奏楽団を指揮しました。
  • 教育活動と受賞歴:
    • 1999年: 日本吹奏楽学会第9回日本吹奏楽アカデミー賞(演奏部門)を受賞。
    • 2009年: 東京吹奏楽団の名誉指揮者に就任。
    • 2011年: 東京音楽大学の名誉教授に任命され、多くの後進を育成しました。

葬儀の詳細

汐澤さんの葬儀は2025年1月18日午前9時30分から、東京都府中市の日華斎場思親殿で行われる予定です。喪主は妻の陽子さんです。

音楽界への貢献

汐澤安彦さんは、管弦楽と吹奏楽の両面で活躍し、全国のアマチュア奏者の育成にも尽力しました。彼の指導を受けた多くの音楽家が、現在も日本の音楽シーンで活躍しています。汐澤さんの業績は、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。

ホッソー
ホッソー

汐澤安彦さんは、指揮者としての卓越した技術と教育者としての情熱で、日本の音楽界に多大な影響を与えました。彼の業績は、アマチュアからプロフェッショナルまで、多くの音楽家に受け継がれています。汐澤さんの死は音楽界にとって大きな損失ですが、彼の教えや音楽は永遠に残り続けることでしょう。

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