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児童文学作家の長崎夏海さん咽頭がんのため63歳で死去、作品を振り返る

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長崎夏海さんのご逝去と業績

ご逝去の詳細

児童文学作家の長崎夏海さん(ながさき・なつみ)は、2024年12月30日に咽頭がんのため鹿児島県の病院で亡くなりました。享年63歳でした。東京都出身で、葬儀は近親者のみで行われ、喪主は夫の町田弘之さんです。

経歴

長崎夏海さんは、1961年に東京都文京区湯島で生まれました。以下は彼女の経歴の詳細です。

  • 幼少期: 10歳の時に北区赤羽に移住しました。
  • 学歴: 東京都立城北高等学校を卒業しました。
  • 職業経歴:
    • 学生時代から図書館やファッションモデル、喫茶店などのアルバイトを経験しました。
    • 1986年に『A day』で作家デビューを果たしました。
    • 1999年に『トゥインクル』で第40回日本児童文学者協会賞を受賞し、2015年には『クリオネのしっぽ』で第30回坪田譲治文学賞を受賞しました。

主な著作

長崎さんは多くの児童文学作品を執筆しており、以下のような代表作があります。

  • 1986年: 『A day』(アリス館)
  • 1988年: 『バレンタインのチョコのあじ』(茂木智里絵、岩崎書店)
  • 1988年: 『パッチンどめはだれにもあげない』(茂木智里絵、岩崎書店)
  • 1989年: 『たんじょう日にはひまわり』(茂木智里絵、岩崎書店)
  • 1990年: 『バナナパイ、すき?』(大沢幸子絵、講談社)
  • 1991年: 『ほんとにほんと?』(鈴木びんこ絵、文渓堂)
  • 1992年: 『ぎゅんとしてわくわく』(鈴木びんこ絵、新日本出版社)
  • 1992年: 『ハート&ソール』(茂木智里絵、民衆社、手をつなぐ中学生の本)
  • 1992年: 『ようかいやかた、すき?』(大沢幸子絵、講談社)
  • 1993年: 『あめのひはすてき』(小倉正巳絵、文渓堂、まいにちがだいすきシリーズ)
  • 1993年: 『クリスマスにはとおまわり』(小倉正巳絵、文渓堂、まいにちがだいすきシリーズ)
  • 1993年: 『じんとしてどきどき』(鈴木びんこ絵、新日本出版社)
  • 1993年: 『なつのおしゃべり』(小倉正巳絵、文渓堂、まいにちがだいすきシリーズ)
  • 1994年: 『夏の鼓動』(偕成社)
  • 1994年: 『ぴらぴら』(佐藤真紀子絵、草土文化)
  • 1995年: 『マイ・ネイム・イズ…』(福間晴耕画、ポプラ社)
  • 1996年: 『ちきゅうのなかみ』(篠崎三朗絵、小峰書店)
  • 1996年: 『つめのなかのきんぎょ』(佐藤真紀子絵、ポプラ社)
  • 1997年: 『トラックママろっくんろーる』(鈴木びんこ絵、新日本出版社)
  • 1998年: 『土星のわっか』(佐藤真紀子絵、佼成出版社)
  • 1999年: 『うちゅうのはて』(鈴木びんこ絵、国土社)
  • 1999年: 『だいあもんど』(佐藤真紀子絵、新日本出版社、風の文学館)
  • 1999年: 『トゥインクル』(杉田比呂美絵、小峰書店)
  • 2001年: 『青い惑星』(鈴木びんこ画、学習研究社)
  • 2001年: 『悪魔とドライブ』(神山ますみ絵、小峰書店)
  • 2001年: 『ポケットタイガー』(佐藤真紀子絵、佼成出版社)
  • 2001年: 『れいとうロボット』(桔川伸絵、新日本出版社)
  • 2003年: 『あかいきりん』(小倉正巳絵、小峰書店)
  • 2003年: 『空にふく風』(佐藤真紀子絵、汐文社)
  • 2004年: 『星のふるよる』(長野ともこ絵、ポプラ社)
  • 2005年: 『あおいじかん』(小倉正巳絵、小峰書店)
  • 2005年: 『いちばん星、みっけ! ミナモとキースケのたからさがし』(佐藤真紀子絵、ポプラ社)
  • 2005年: 『びゅーん!こがらし一ごう ミナモとキースケのたからさがし』(佐藤真紀子絵、ポプラ社)
  • 2005年: 『ゆうやけこやけぐるりんぱ』(はまのゆか絵、ポプラ社)
  • 2006年: 『はっぱらっぱのお月さま ミナモとキースケのたからさがし』(佐藤真紀子絵、ポプラ社)
  • 2006年: 『ライム』(雲母書房)
  • 2007年: 『ゆうやけごはんいただきます』(長谷川知子絵、ポプラ社)
  • 2008年: 『あらしのよるのばんごはん』(Shinzi Katoh 絵、ポプラ社)
  • 2010年: 『ふねにのっていきたいね』(おくはらゆめ絵、ポプラ社)
  • 2012年: 『おなかがギュルン』(おくはらゆめ絵、新日本出版社)
  • 2012年: 『長崎夏海の直球勝負』(プラス通信社)
  • 2014年: 『クリオネのしっぽ』(佐藤真紀子絵、講談社)

ホッソー
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長崎夏海さんは、子どもたちの心に響くテーマを扱った作品で、多くの読者に愛されてきました。彼女の文学は、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。

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