横浜DeNAベイスターズ伊勢大夢投手、4750万円増の1億4000万円で契約更改!一般女性との結婚も発表
“伊勢大明神”こと伊勢大夢、大幅昇給で来季7年目は自己最高年俸
横浜DeNAベイスターズの伊勢大夢投手(27)が3日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、4750万円増となる推定年俸1億4000万円でサインしました。7年目の来季は自己最高額でのプレーとなります。
今季はフル回転で13セーブ、32ホールドを記録
今季、伊勢投手は春季キャンプで先発に転向するも、開幕はリリーフとして迎えました。しかし、実績のあるリリーフに戻ると、自己最多となる55試合に登板し、13セーブ、32ホールドを記録する活躍を見せました。シーズン終盤には守護神に定着し、チームに大きく貢献しました。
「野球以外でも貢献できた」球団からの評価
契約更改後の会見で伊勢投手は、「これだけの額を頂けましたけど、まだまだ上を目指していきたい」と更なる意欲を示しました。球団からは「野球だけではない部分で貢献してくれた。ブルペン陣を引っ張ってくれた」と評価されたことを明かしました。来季に向けては、「12球団のリリーバーの中でもトップになりたい。与えられた場所、抑えかもしれないし、セットアッパーかもしれないが、責任を持って投げたい」と決意を新たにしました。
一般女性との結婚も発表「いいシーズンを送れたので報告」
会見では、一般女性と結婚したことも発表しました。伊勢投手は「シーズンがよかった年に報告したかった。今年はいいシーズンを送れたので報告させてもらいました」と喜びを語りました。
来季への課題と意気込み
今季の戦いを振り返り、「阪神とあれだけゲーム差が離れましたし、1位のチームが状態悪いときに同じように自分たちの状態が悪いのはもったいなかった。うまく前半戦で首位を走ることが大切だと思った」と課題を挙げました。来季に向けて、更なる活躍が期待されます。
伊勢大夢投手のこれまでの歩み
伊勢大夢投手は、1998年3月7日に熊本県熊本市で生まれました。
球歴
- 小学4年生から一新少年野球クラブで野球を始め、内野手としてプレー。
- 西山中学校では軟式野球部に所属し、内野手兼投手として活躍。
- 九州学院高校では1年秋から主戦格となり、2年秋には県大会と九州大会で優勝。3年春の選抜高校野球大会に出場し、八戸学院光星と対戦しましたが初戦敗退。夏の甲子園にも出場しましたが、初戦で遊学館に敗れました。
- 明治大学に進学し、1年秋からリーグ戦にデビュー。3年秋までに11試合に登板し、3勝1敗、防御率2.62を記録。3年夏には、侍ジャパン大学代表(東京六大学選抜)として世界大学選手権で優勝。
- 2019年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズに入団。
横浜DeNAベイスターズ入団後
- 2020年6月に初登板を果たし、1年目から33試合に登板、3勝1敗4ホールド、防御率1.80と好成績を挙げました。
- 2021年は39試合に登板。
- 2022年はNPB12球団で最多の71試合に登板し、防御率1.72、39ホールドで球団記録を更新。
- 2023年も50試合以上に登板。
- 2024年は37試合に登板し、2勝3敗18ホールド、防御率3.62。
- 2025年は55試合に登板し、13セーブ、32ホールドを記録。
伊勢投手は、サイド気味のスリークォーターからキレのあるボールを投げ込む右腕で、威力のある直球と落差のあるフォークが武器です。2025年シーズンからは先発への挑戦を示唆しています。

横浜DeNAベイスターズの伊勢大夢投手は、2025年シーズンに目覚ましい活躍を見せ、4750万円増の1億4000万円で契約を更改しました。また、一般女性との結婚も発表し、公私ともに充実したシーズンとなりました。今シーズンはリリーフとしてチームに貢献し、来シーズンからは先発への挑戦も視野に入れています。今後の更なる活躍が期待される、横浜DeNAベイスターズ注目の選手です。



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