池松壮亮が語る、父の職業と俳優としての道

池松壮亮、父の職業を明かす

俳優の池松壮亮（34）が、2024年11月8日に放送されたTBSの「A-Studio＋」にゲスト出演し、父の職業について語りました。

父の職業と期待

池松は、父が建築系の会社を経営していることを明かし、「一代目で建築系なんですけど」と説明しました。彼は長男として、父が自分にその会社を継いでほしかったのではないかと感じていると述べました。池松は、両親が自分に多様な経験をさせたくて、ミュージカル『ライオン・キング』に参加させたことが、現在の俳優としての道につながったと振り返りました。

両親の影響

番組では、MCの笑福亭鶴瓶が池松の両親に取材し、家では朝にジャズが流れていることや、父が「おしゃれな人」であることも紹介されました。池松は、両親の支えがあったからこそ、今の自分があると感謝の意を示しました。

池松壮亮さんの経歴

池松壮亮さんは、1990年7月9日に福岡県福岡市で生まれました。彼の俳優としてのキャリアは、子供の頃から始まりました。

幼少期とデビュー

子役活動: 池松さんは10歳のとき、姉の池松日佳瑠さんと共に劇団四季のミュージカル『ライオン・キング』のオーディションを受け、ヤングシンバ役に選ばれました。この経験が彼の俳優デビューとなります。
映画初出演: 2003年、ハリウッド映画『ラストサムライ』で映画初出演を果たし、トム・クルーズ演じる主人公と心を通わす少年・飛源を演じました。この役で第30回サターン賞の若手俳優賞にノミネートされました。

2000年代の活動

主演作: 2005年には映画『鉄人28号』で主人公・金田正太郎役に選ばれ、映画初主演を果たしました。
大河ドラマ: 2007年には大河ドラマ『風林火山』で武田勝千代（信玄の少年期）とその息子・武田勝頼の二役を演じました。
声優デビュー: 2009年には『連続人形活劇新・三銃士』で声優に初挑戦し、主人公ダルタニアン役を務めました。

2010年代の活動

事務所移籍: 2010年5月にブルーシャトルからホリプロに移籍し、2013年に大学を卒業後は俳優業に専念しました。
評価の高い作品: 2014年には映画『ぼくたちの家族』や『紙の月』での演技が評価され、多くの映画賞で助演男優賞を受賞しました。また、ドラマ『MOZU』シリーズでは双子の殺し屋・百舌を一人二役で演じ、第39回エランドール賞・新人賞を受賞しました。
主演映画: 2018年には映画『斬、』で主演を務め、ヴェネツィア国際映画祭に出品されました。

2020年代の活動

新たな挑戦: 2021年には映画『アジアの天使』で韓国に渡ったシングルファーザーの役を演じ、第20回ニューヨーク・アジアン映画祭でライジングスター・アジア賞を受賞しました。
仮面ライダー役: 2023年には映画『シン・仮面ライダー』で主人公・本郷猛 / 仮面ライダー1号役に抜擢され、全国公開されました。
独立: 2023年8月末にホリプロを退社し、フリーランスとして新たな挑戦を始めました。