青学大の皆渡星七さんが死去 – 訃報と追悼
2025年2月21日、青山学院大学の陸上部は、皆渡星七さんが21歳で死去したことを公式サイトで発表しました。この訃報は、彼が昨年度の箱根駅伝や今年度の全日本大学駅伝のエントリーメンバーとして活躍していたことから、多くの人々に衝撃を与えました。
訃報の内容
公式サイトでは、「大切な仲間の旅立ちに寄せて」と題し、以下のように述べています。
- 皆渡星七さんは、私たちにとって欠かせない存在であり、その活躍と情熱に心からの感謝と敬意を表します。
- 突然の別れに深い悲しみと喪失感を抱いておりますが、彼が残してくれた思い出を胸に、これからも前進してまいります。
- 最後まで病魔と戦った彼の旅立ちを、温かく見守っていただけますようお願い申し上げます。
- 改めて、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
皆渡さんは、1月に自身のnoteで悪性リンパ腫と診断されたことを公表しており、その後の闘病生活が報じられていました。彼の死因はこの悪性リンパ腫であり、残念ながら治療の甲斐なく命を落としてしまいました。
経歴
皆渡星七さんの経歴は以下の通りです。
- 生年月日: 2004年2月2日
- 出身地: 大阪府豊中市
- 学歴:
- 関大北陽高等学校を卒業
- 2022年に青山学院大学経営学部に入学
- 陸上競技歴:
- 大学2年時の2024年1月に行われた第100回箱根駅伝で、16人の登録メンバーに選ばれる。
- 5000メートルの自己ベストは13分51秒38で、これは2023年6月の日体大記録会で達成した。
- 1万メートルでは28分49秒30、ハーフマラソンでは1時間3分30秒、30キロレースでは1時間33分35秒の記録を持つ。
- 2023年11月の全日本大学駅伝でも16人の登録メンバーに名を連ねていた。
- 病歴:
- 2024年11月に悪性リンパ腫と診断され、2025年1月にそのことを公表。
- 病気と闘いながらも、箱根駅伝への復帰を目指していたが、2025年2月19日に亡くなった。
皆渡さんは、明るく前向きな性格でチームのムードメーカーとしても知られており、彼の存在は多くの仲間やファンに影響を与えました。
監督の追悼メッセージ
青学大の原晋監督は、皆渡さんの死去を受けて自身のX(旧ツイッター)を更新し、次のように追悼の意を表しました。
- 「あまりにも仲間の早すぎるお別れ。星七の明るい前向きな姿勢と努力はチームの宝物です。」
- 「君と出会えて本当に良かったです。私は必ずかつてこのような学生がいた事を後世に伝え続けていく事を約束します。」
- 「改めて、心よりご冥福をお祈り申し上げます。」
皆渡さんの明るい姿勢と努力は、チームにとって大きな宝物であり、彼の存在は多くの人々に影響を与えました。
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ホッソー
皆渡星七さんの突然の訃報は、青学大の陸上部だけでなく、多くのファンや仲間にとっても大きな悲しみとなっています。彼の思い出を胸に、チームはこれからも前進していくことでしょう。
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