作曲家・編曲家 新川博さんが死去

作曲家・編曲家の新川博（しんかわ・ひろし）さんが、2025年1月8日に虚血性心不全のため亡くなりました。享年69歳でした。この訃報は、1月17日に新川さんの公式X（旧ツイッター）で妻の正子さんによって発表されました。

訃報の詳細

• 死因: 虚血性心不全
• 死去日: 2025年1月8日
• 年齢: 69歳
• 発表日: 2025年1月17日
• 発表者: 妻・正子さん

正子さんは、夫の死が突然のことであったことや、葬儀が近親者のみで行われたことを報告し、遺族への今後の厚情をお願いしました。また、夫が生前に多くの方々にお世話になったことに感謝の意を示しました。

新川博さんの音楽キャリア

新川博さんは、1955年7月26日に東京都で生まれ、音楽キャリアは非常に多岐にわたります。

幼少期と音楽の始まり

• 5歳: クラシックピアノを始める。
• 11歳: 同級生のCharとバンドを結成（当時はベース担当）。

学歴と初期のキャリア

• 1975年: 日本大学芸術学部文芸学科を卒業。
• 17歳: 村井邦彦に師事し、音楽出版社での手伝いを開始。
• 20歳: ハイ・ファイ・セットのバックバンドとしてプロデビュー。

音楽監督と編曲家としての活動

• 25歳: 松任谷由実のコンサートの音楽監督としてツアーに参加。
• 28歳: 編曲家としての活動を本格的にスタートし、数多くの楽曲を手がける。

プロデューサーとしての活動

• 2000年: ビクターエンタテインメント内にAOR Jazzレーベル「aosis records」を設立。プロデューサーとして活動しながら、自身のソロアルバムもリリース。

主な作品

新川さんは、以下のようなアーティストや楽曲に関与しました。

• 松任谷由実: 音楽監督として参加。
• 光GENJI、SMAP、KinKi Kidsなどの楽曲の編曲。
• 小林麻美「雨音はショパンの調べ」、原田知世「時をかける少女」、荻野目洋子「六本木純情派」など、多数のヒット曲を手がける。

家族よりご報告いたします pic.twitter.com/A8gfzbzuLY

— 新川　博　しんかわ　ひろし (@HiroshiShinkawa) January 17, 2025