藤沢里菜女流本因坊が結婚を発表!横塚力七段との感動的なスピーチ
囲碁界に新たなニュースが舞い込んできました。女流棋士の藤沢里菜女流本因坊(26)が、同じく囲碁棋士の横塚力七段(30)との結婚を発表しました。ここでは、結婚の経緯やスピーチの内容、二人の経歴、SNSでの更新について詳しくご紹介します。
結婚の経緯と発表日
藤沢里菜さんと横塚力さんは、2024年11月22日に婚姻届を提出しました。この日は「いい夫婦の日」として知られ、特別な意味を持つ日となりました。結婚の発表は、横塚が広島市で行われた「第19期広島アルミ杯・若鯉戦」の表彰式で行われ、横塚さんは準決勝で藤沢さんを下し、決勝で優勝を果たしました。
横塚力の感動的なスピーチ
横塚力七段の優勝スピーチは、結婚の発表とともに非常に感動的でした。以下にその内容をまとめます。
1. 優勝の実感
横塚さんは「優勝の実感がない。人生で優勝というものをしたことがない。非常にうれしいです」と語り、優勝に対する驚きと喜びを表現しました。
2. 結婚の報告
スピーチの中で「先日、私事ですが」と言い、藤沢さんの方を向いて了解を求めた後、「藤沢里菜さんと結婚としまして」と報告しました。この瞬間は、会場にいた人々にとっても特別な瞬間となりました。
3. 結婚のタイミング
横塚さんは「昨日(1回戦、準々決勝)終わった時点で言うかどうか迷ったんですけど、対局が終わってから言おうということにしました」と述べ、結婚の発表を対局後にすることに決めた理由を説明しました。
4. 生活の状況
さらに、「まだ一緒に住んでいません。家を買ったんですけど、全然お金がなくて、(優勝賞金の300万円は)そちらに当てようかなと思います」と語り、結婚後の生活についても触れました。この発言から、彼のユーモアと現実的な視点が伺えます。
藤沢里菜女流本因坊の経歴
- 生年月日: 1998年(26歳)
- 家族背景: 藤沢里菜は囲碁界の名門に生まれ、故藤沢秀行名誉棋聖の孫娘です。また、父親は藤澤一就八段で、囲碁の伝統を受け継いでいます。
- プロ入り: 2010年、11歳6か月でプロ入りし、当時の最年少記録を樹立しました。
- 女流タイトル獲得: 2014年、15歳9か月で女流タイトルを獲得し、その後も数々のタイトルを手にしました。
- 女流五冠達成: 2021年には女流五冠を達成し、囲碁界での地位を確立しました。
- 最近の活躍: 昨年のNHK杯ではベスト8入りを果たし、男性棋士と対等に渡り合う女流棋士として活躍しています。
横塚力七段の経歴
- 生年月日: 1994年(30歳)
- プロ入り: 2015年1月1日付けでプロ入りしました。
- 本因坊リーグ入り: 2019年には本因坊リーグに入り、棋士としての地位を向上させました。
- 学歴: 東京理科大学の建築学科を卒業しており、囲碁棋士としての活動だけでなく、学問にも秀でた異色の経歴を持っています。
- 最近の活躍: 2024年12月1日に行われた広島アルミ杯・若鯉戦で優勝し、初タイトルを獲得しました。この大会では、準決勝で藤沢里菜と対戦し、勝利を収めました。
二人の関係
藤沢さんと横塚さんは小学生の頃からの知り合いで、7年前から交際を始めました。二人は囲碁界での競技を通じて親しい関係を築いてきました。
SNSでの更新
藤沢里菜さんは自身のSNS(X、旧Twitter)で結婚を報告しました。彼女は「いつもお世話になっている皆様へ ご報告です。11月22日に囲碁棋士の横塚力さんと入籍いたしました」と投稿し、横塚の優勝を受けて急な報告となったことを伝えました。また、「夫婦で支え合い、より一層精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします」と結婚後の意気込みを表明しました。
今後の展望
藤沢さんと横塚さんは、互いに支え合いながら囲碁界でのさらなる活躍を目指すとしています。二人の結婚は囲碁界においても注目されており、今後の活動に期待が寄せられています。
藤沢里菜女流本因坊と横塚力七段の結婚は、囲碁界において大きな話題となっています。二人は長い交際を経て結婚に至り、横塚さんの優勝スピーチでは感動的な結婚の報告が行われました。SNSでも結婚の報告がされ、今後の活躍に期待が寄せられています。藤沢さんと横塚さんは、互いに支え合いながら囲碁界でのさらなる成功を目指す姿勢を示しており、ファンや関係者からの応援が集まっています。
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