新作『Ninja Gaiden: Ragebound』の詳細とシリーズの歴史
アクションゲーム『Ninja Gaiden』(ニンジャガイデン)シリーズに新たな2D横スクロール作品『Ninja Gaiden: Ragebound』が発表され、2025年夏にPlayStation 4および5で発売予定です。この新作は、Dotemu、The Game Kitchen、コーエーテクモゲームスが共同で開発しています。
ゲームの特徴
- タイトル: Ninja Gaiden: Ragebound
- 発売予定日: 2025年夏
- プラットフォーム: PlayStation 4、PlayStation 5
- ジャンル: 2Dアクションゲーム(サイドスクロール)
ストーリーと設定
本作は、リュウ・ハヤブサが父の遺言に従いアメリカに旅立つ前の時点を舞台にしています。人間の世界と魔界を隔てる結界が破られ、隼の里が魔神軍団に襲われる中、プレイヤーは若き忍者ケンジ・モズとしてこの脅威に立ち向かいます。
ゲームプレイ
『Ninja Gaiden: Ragebound』は、80年代の2Dアクションゲームのスタイルを踏襲しつつ、現代のゲームデザインの要素も取り入れています。プレイヤーは素早いアクションでステージを駆け巡り、様々な敵を倒しながらクリアを目指します。ゲームのデザインは、流れるような動きと連続攻撃を可能にすることを重視しており、プレイヤーが忍者のように舞う感覚を楽しめるようになっています。
シリーズの歴史
初期の作品
- 1988年: アーケード版『忍者龍剣伝』がリリースされ、後にファミコン版が登場。これがシリーズの基盤を築くこととなる。
- 1989年: ファミコン版『忍者龍剣伝』が日本で発売され、続いて北米でも『Ninja Gaiden』としてリリースされる。このゲームは、ストーリーをカットシーンで表現した初期の作品の一つであり、プレイヤーに強い印象を与えた。
続編と進化
- 1990年: 『忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣』がファミコンで発売され、前作の成功を受けてさらなる人気を博す。
- 1991年: 『忍者龍剣伝III 黄泉の方船』がリリースされ、シリーズのトリロジーが完成する。
- 1995年: スーパーファミコン向けに『忍者龍剣伝トリロジー』が発売され、初期の3作品をまとめた形で提供される。
3Dへの移行
- 2004年: Xbox向けに『Ninja Gaiden』がリリースされ、3Dアクションゲームとしてシリーズが復活。これにより、シリーズは新たなファン層を獲得し、ミリオンセラーとなる。
- 2005年: 『Ninja Gaiden Black』が発売され、ゲームプレイの調整や新しいミッションが追加される。
- 2007年: PlayStation 3向けに『Ninja Gaiden Σ』がリリースされ、グラフィックやゲームプレイが強化される。
続編とリメイク
- 2008年: 『Ninja Gaiden Dragon Sword』がニンテンドーDS向けに発売され、タッチスクリーンを活用した新しい操作方法が導入される。
- 2009年: 『Ninja Gaiden Σ2』がPlayStation 3でリリースされ、オンライン協力プレイが初めて導入される。
- 2012年: 『Ninja Gaiden 3』が発売され、続いて『Ninja Gaiden 3: Razor’s Edge』がWii U向けにリリースされる。
最新作
- 2021年: 『Ninja Gaiden: Master Collection』が発売され、シリーズの主要作品がHDリマスターされて登場。
- 2025年: 新作『Ninja Gaiden: Ragebound』がPlayStation 4および5で発売予定で、2Dサイドスクロールアクションとして新たな展開を見せる。
ホッソー
『Ninja Gaiden』(ニンジャガイデン)シリーズは、アーケードから始まり、ファミコン、Xbox、PlayStationなど多様なプラットフォームで展開されてきました。特にその難易度の高さやストーリー性、アクション性が評価され、今なお多くのファンに支持されています。新作『Ninja Gaiden: Ragebound』の登場により、シリーズの伝統を受け継ぎつつ新たな挑戦が期待されています。
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