元WBC王者・重岡優大が結婚を発表!小学校からの同級生と夫婦でカフェ開業へ
プロボクシング元WBC世界ミニマム級王者の重岡優大(28)が22日、自身のSNSで結婚を発表しました。お相手は小学校からの同級生で、インスタグラムには仲睦まじい2ショット写真が掲載されています。
幼馴染との再会、そして結婚へ
重岡優大(しげおか ゆうだい)は、1997年4月16日生まれ、熊本県熊本市出身。小学校の頃に出会い、中学で同じクラスになった同級生と結婚。大学時代には親友だったという彼女とは、大人になって再会し、仕事に追われる彼女の姿を見て「幸せにしたくなっちゃった」とコメントしています。彼女は仕事を辞め、重岡と共に上京し、食事面のサポートやボクシングの知識を習得するなど、彼のボクシング生活を献身的に支えました。
引退の決意とカフェ開業
昨年3月の王座陥落後、重岡は「もう一度チャンピオンになるから。一生幸せにするから」と彼女に誓ったものの、弟・銀次朗の怪我をきっかけに引退を決意。今後は夫婦でカフェを経営することを発表し、「これから俺と同じ道を歩んでいく妻です」「全部俺が守るんで、宣言しに来ました。僕たち夫婦を暖かく見守ってくれたら嬉しいです」と述べています。
弟・重岡銀次朗との絆
重岡の弟である銀次朗は、今年5月の試合後に急性硬膜下血腫を発症し、開頭手術を受けました。現在は地元・熊本の病院でリハビリに励んでいます。重岡は先月SNSで現役引退を表明し、今後は共にボクシングロードを歩んできた銀次朗をサポートしていくと語っています。また、「『ここに行けば銀次朗に会える!』そんな場所を作ります」と、カフェ開業には弟を支えたいという思いも込められていることを明かしました。
重岡優大のボクシングキャリア
中学1年生からボクシングを始めた重岡は、開新高校時代に高校4冠を達成。2018年には全日本ボクシング選手権大会で初優勝を果たしました。2020年東京オリンピックを目指していましたが、実施階級にライトフライ級がなかったためプロ入りを決意し、拓殖大学を中退。2019年8月にB級プロテストに合格しました。入場曲はCOMPLEXの『BE MY BABY』。弟は元IBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗です。
アマチュア戦績: 91戦81勝 (21KO) 10敗 または92戦82勝(20KO)10敗
プロ戦績: 11戦9勝 (5KO) 2敗
獲得タイトル:
- 第18代WBC世界ミニマム級王者
- 第34代日本ミニマム級王者
- 第11代WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者
- 第3代日本ユース・ライトフライ級王者
- 2018年 全日本選手権ライトフライ級優勝
- 2015年 国民体育大会ピン級優勝
- 2015年 インターハイ ピン級優勝
- 2015年 全国高等学校選抜大会 ピン級優勝
- 2014年 インターハイ ピン級優勝
2019年10月30日のプロデビュー戦で2回TKO勝ちを収めると、2021年2月11日には堀川龍との日本ユースライトフライ級王座決定戦で5回TKO勝ちし、王座を獲得。同年11月12日には、小浦翼とのWBOアジア太平洋ミニマム級王座決定戦で判定勝ちを収め、王座を獲得しました。2022年11月17日には、仲島辰郎との日本ミニマム級王座決定戦でKO勝ちを収め、王座を獲得。
重岡はサウスポーの構えから繰り出すダイナミックな攻撃を得意とする左ボクサーファイターです。
関係者やファンからの祝福
この発表に対し、プロボクサーの京口紘人からは「奥さんを幸せにしてやってな!いや、幸せにしてもらいなさい。笑 大変なことも辛いことも色々なことがこの先ぶち当たると思うけど夫婦で乗り越えていくんやで」と祝福のコメントが寄せられました。ファンからも「心からおめでとうございます カフェぜったい行きます!お幸せに」「超絶幸せそうな顔」など、多くの祝福の声が上がっています。

元WBC世界ミニマム級王者の重岡優大さんが、小学校からの同級生との結婚と、夫婦でのカフェ開業を発表しました。弟・銀次朗さんの病状を支えるため引退を決意し、新たな人生を歩む重岡さん。カフェは、銀次朗さんのリハビリ後の居場所として、またファンとの交流の場となることが期待されています。多くの困難を乗り越え、家族の絆を胸に新たな道へ進む重岡優大さんと、妻となる彼女のこれからに、温かいエールが送られています。IBFは重岡の功績と兄弟愛に敬意を表し、名誉チャンピオンに認定し、特別なチャンピオンベルトを授与することを決定しました。
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